次々と入荷する正月向け花材の12月中旬です
まいど おおきに!
花屋開業講座の長谷川です。
11月と12月の人気記事は餅花つくりです。
簡単に作れますので参考になればです。
紅餅は食紅で付けますが、面倒ならば和菓子屋さんや
スーパーで売られているエビ入り紅餅がらくちんですが
屋外で使用すると鳥についばまれますので、屋内専用としてね。
ほんまもんの餅花(もちはなorもちばな)つくり
jyuku-cho.hatenablog.com
年末商戦の手作り餅花の作り方を画像で照会します
jyuku-cho.hatenablog.com
花屋年末売商戦であります迎春向け花材が
松をはじめに次々と入荷していきます。
例えば 東京の花市場
株式会社太田花きの年末年始の営業スケジュール を見て頂くと
otakaki.co.jp
松・大王松・五葉松・万年青・その他 12月6日
千両・苔松・苔梅 が12月16日
花梅・南天・花物市 が18日
花梅・南天・花物大市 21日
上記のように迎春の役物を主体にセリ日が進んで行き
松と千両の大市当日はどちらも欠かせない仕入れ日ですから
花屋オーナーとして最大の緊張の日でもあります。
花屋関係者さんなら、年末に売る花材の一部(日持ちの良いもの)は
12月初旬から花屋さんに届いているのは常識の範囲ですが
一般の消費者さんにとっては、クリスマス以後に
入荷する物だとお思いの方が多いと思います。
12月の頭に入荷した松類は
どのように保存しているのかと言いますと
花屋開業講座の塾長の場合は、
松がセリで買い付けて店に持ち帰ると、
2~3日のうちに水揚げ作業するようにしていました。
50本から100本単位で一束にされている松束の切り口を
更新する作業(切り戻し作業)が大ごとです。
多くの束を処理するなら電動のこぎりで切るようにしたり
少量なら手動のこぎりか 枝切りハサミでパチンパチンと切ります。
この作業の難点は、手がつかれることもありますが
なんといっても厄介なのは、べとつく松やに(松脂)です。
私は年末の作業用ジャンパーを決めてあり毎年それを着用で
年明けに奥さんに願い、ほかの洗濯物とは別に
白くこびりついたヤニとりと洗濯をしてもらいました。
切り口を更新したら、水を入れたバケツに投入し水を吸わせます。
2~3日水揚げをしたら、次は厚紙や畳表などで葉の部分を
日の当たらない冷涼なところに積み上げたり転がしておきます。
そして 年末25日ころに店頭に並べるようにしなければ
それまで売り場に出すと他の商品の展示場所ていうか
売り場が狭くて商売がしずらいからです。
毎年花屋開業講座長谷川の自宅玄関を飾る、餅花付き松飾です。
松は簡単に枯れないけれど 入荷してから販売するまで
バケツにゆったりと立てていると松葉が開き気味(たれる)になるので
束のひもを付けたままで、時期を待つというスタイルです。
花関係の人には自分流儀の水揚げ処理方法があるようですので、
新米の方々は身近な先輩のオーナーさんに
教えて頂いて、自分に合う水揚げスタイルを確定していかれると
良いのではないでしょうか。
私の水揚げ手法を使うときは、自己責任でお願いします。
この素敵な迎春アレンジメントは
大阪狭山市 フラワーサロンITOWA itowa.jp
さんです
最後に花とは違う 超オススメ情報を一つ・・・・
やさいのひチャンネル Yasainohi Channel さん
タッパで作る熟成フランスパンwww.youtube.com
手が汚れず気楽に作れるので お勧めのパン情報です。
今日も最後までお読みいただきありがとう御座いました。
寒さ厳しくなりそうです、
皆様どうぞご自愛くださいますように願います。