花屋さんを応援する花屋創業塾塾長ブログです。
ほんまもんの餅花(もちはなorもちばな)つくりで 1日がかり。
毎年のことですが今日の塾長は、
紅白の餅花作りをしておりました。
- パックの切り餅を使用します、
- 電子レンジで加熱チンします。
- 電子レンジに入れたら、慣れるまで目を離さずに待機して下さい
- 赤い餅は食紅で付けてください
- 枝を完成された姿をイメージして、立てて取り付けましょう!
我家のキッチンが作業場になります、昨年は奥方様が手伝って
くれましたが、 さつさと梅田のあいるフラワーズカレッジに
(年末特別レッスンの準備がありま〜す) とお出かけで、
小生一人で もくもく ただ もくもくと作業しておりました。
お正月の迎春アレンジや いけこみ に使用出きるように
柳の枝に白の餅と赤い餅を交互に付けます。
商店街の飾り付けに良く吊られている白と赤や(ピンク)の小さい餅玉飾りです。
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つくりかた
1、パックの切り餅を使用します、
餅を買い出しに 近所のスーパーへ
切り餅として、1キロで600〜800円位でしょうか
パックの裏を見て頂き、原料名を確認し、
水稲もち米を使う方が良いのでお勧めです。
原料に水稲もち米と餅米粉が有りますが、 粉原料の方が乾燥に割れやすいように感じます)
1ケづつのパック餅4コを取り出し包丁で細かく切り(6〜8コ)
ラップをお皿に敷きもち米をのせ、電子レンジで加熱チンします。
(お皿に敷くだけです、包むとあとでくっつき外す手間が)
電子レンジで加熱中は、よそ見厳禁ですよ~~
餅はある一定の温度で(およそ60度)急に膨らみますので、
目安の時間は書けません(?_?)
電子レンジに入れたら、慣れるまで目を離さずに待機して下さいね。
角が少し緩んだその後に急に膨らみまして、タイミングを逃すと
乾燥が進み、急激にペッチャンコの煎餅に変身しますからね。
この時テレビに気をとられているとお皿から溢れたり
煎餅状態になりますのでご用心で、
塾長は、うっかり2回もやっちやいました。
電子レンジのターンテーブル皿の 掃除がめんどくさいですよ!
柔らかく為ったら、ラップから取り外し、
打ち粉(片栗粉)を敷いた台の上で
軽く練り、およそ指の太さの麺状にのばしておき、
新しいラップで包み直して、タオルなどで包み、保温します。
※ 御餅は硬い目が良いですよ!
付けやすくなるからと水を足して柔らかくすると、
乾燥までに時間が掛かり、餅どうしがくっつきます。
次は 紅餅です!
赤い餅は食紅で付けてください。
食紅が手に入らない時は、仕方無いですが、水彩絵の具でも可能です。
色つけのコツはあまり濃くせず 少しピンクぽい方が優しい感じで、
室内向けのアレンジメントとして、マッチする気がします。
戸外又は、にぎやかなところで飾るなら紅色を濃くすると・・・
食紅の量ですが、先の個パック4個に対しては、
耳かきのスプーン状部分の 三分の一程度で十分です。
塾長は、爪楊枝の先にチョコット付けるを3回程にしています。
(耳かきが真っ赤になって、使えなくなりますので)
細かく切った餅に少し水を振りかけてから、食紅を・・
(ラップか耐熱ビニール袋の中で食紅が混じるように、モミモミすると後が楽! )
同じ様にレンジし、その後片栗粉の上で捏ねて、(全体に色むらの無いように)
熱いですから やけどに気を付けて作業願います。
ある程度冷めた温度の方が作業が楽なのですが、
すぐに冷めて堅くなりますから、タオルなどで包んだ状態で、
それを電気湯沸かし器(ポット)の上に置いて・・・割と温かいですよ〜
一度に大量に用意した時は、炊飯器の保温にほり込んで置くと良いでしょう。
。
付け方のコツ
柳の枝は、椅子の足などにくくり付けて、枝を立てて取り付けましょう!
選定前の柳の枝で これから手入をして整枝をします。
細すぎる枝や曲がりのある枝 込み合っている枝を取り除いたり、
見栄えの良いように枝ぶりを調整(剪定)したり、
またアレンジした時の使いやすさを想定して
直径1〜1.5㎝位で 枝の太さや長さにあわせて餅の大きさを加減して下さい。
脇枝には、一枝に奇数の個数で白と赤と交互にしますが
余り真面目寸法を決めて付けていると飽きが来ますので、
適当でもOKです。
今年は約2メートルの枝を取り寄せましたが
あともう1回細枝の中垂れ柳にも、同じ作業をしたいと思ってます。
やわらかい細やかな線 の餅花です、 これは小型のアレンジや
玄関飾りの正月用リースにも使用できます。
使い方は自由だ〜
来週にこの餅花をもつてお弟子さんのお店を訪ねます
年末にガンバッテいる卒業生オーナーさんの顔を見て
ハツパを掛けにです、
1軒に2−3本にしかなりませんが喜んでくれるようで楽しみです。
そぅ! 塾長からの ささやかなプレゼントです。
そして1−2年目のオーナーさんに迎春アレンジの
新作見本を作ったり 陳列具合もアドバイスして帰ります。
花屋の現役時代はサラリーマンの兄が年末に
のんびりしているのを、うらやましく思っていましたが、
引退してもやっぱり年末はじっとして居られません
商売人気質がぬけなくて、卒業オーナーの店を訊ねて年末気分を味わいます。
そしてメンバーさんが31日の夜に報告が、(がんばりましたよ〜)の
電話やメールが届くのを楽しみに待つ事が
塾長の楽しみになってます。
追記 ラップの代わりに クッキングシートを使うと
餅のくっ付きが少なくてらくちんです。
今日はこのあたりで失礼します。
お読みいただきありがとうございました。
このブログで餅花作りについて沢山の検索を頂いておりまして
訂正と加筆をさせて頂きました。
花屋創業塾 塾長