今回は =花屋さんで売られている鉢花のなかで、
その葉っぱなどを触るとかゆくなったりかぶれる品種について書かせて頂きます。
まいど! 花屋創業塾の塾長 長谷川です。
野山を歩いたりすると、ウルシやイラクサなど知らないうちに接触して、
その後すこししてから かゆみが出たりする事があるからだれでも注意しますよね
かぶれの出ることがある植物が身近なところにある
花屋さんの店頭で売られている鉢花や花苗でも
時によっては炎症を起こして悩まされた記憶をお話いたしますね
実は塾長が現役の花屋を経営していたころ ある花でおよそ3ケ月ほど悩まされて事がありました。
その花の名前は
桜草で(プリムラメラコイデス)と言うとてもきれいで、可愛くて
1月~4月ころまで とても売り上げに貢献してくれて言わばその季節の稼ぎ頭であります。
ピンク 白など桜の花びらのように可愛い花びらで、ギフトラッピングや
バスケットに2~3コをアソートしてみると春の気分のお手軽ギフトとして
お客様にお気軽にお買い上げ頂いた商品でした。
毎日のように店番していて 手のすいたときに鉢花の手入れをするのも
大事な仕事で、花摘みをしたり枯れた葉などを取り除いたりする作業を
するのが大好きな塾長でしたが、
ある年に急にさくら草かぶれてしまったのです。
前年までなんとも無かったのですが 体調が悪かったりしたのでしょうかね
最初はかゆみ その後小さな水泡が・・・その後腫れたり、ひび割れたり
皮膚科に行って診てもらいましたが、完治までに5ケ月ほどかかり
大阪の言葉で おーじょうしまっせ~~です。
翌年からは 鉢花の手入れをするときには、手袋をはめ なるべく葉の裏を
触らないように気をつけて作業をしますが、忙しいときにはいらいらしながらでした。
その年以降から お客様には手入れのときの注意事項として、
どなた様にもお節介ながらもお話するように、
スタッフにも徹底するように教育をいたしました。
スタッフのみんなは平気ですよ~と強がりを言いますが、
かぜを引いたりなど体調が悪いとき 常は平気でもそれは起こるからと・・・
プリムラ(桜草)の仲間でプリムラオブコニカと言うきれいな鉢花がありますが
塾長の店では一切取り扱い販売はしないとマイルールを決めて商売しました。
オブコニカはプリムラ類の中で最強!!
なぜなら オブコニカはプリムラ類の中で最強にかぶれると聞いたからで、
植木のセリ市場で見るキレイナ商品を店頭に置けないのは残念ですが、
もし小さなお子様の手に触れるような事を考える
とてもとてもお店に並べてまで売る気になれなかったからです。
そのほかにも身近な花などでも、人によってはかぶれるのがありますよね
気になる方はどうぞ スマホで かぶれる園芸品種?
と検索をかけていただくと
詳しく解説しているサイトが多くありますので気になる方はお調べ願います。
自分で気になるものは極力取り扱わない、またはどうしてもとおっしゃる方には
丁寧に理由を説明して、了解を頂く良心と親切があれば良いかな?
と思いました。
切り花でも少しばかり体質によれば かゆみやかぶれなどが
出る花もありますのが、ほとんどは花屋仕事の内でのこととなりますが
弱い方や気になる方はあらかじめ知っておかれると良いと思います。
今日は他所の花屋さんで売られていても、
季節ものでも 訳あって自店では、決して
一切取り扱わない販売しない 花類の一部について書かせていただきました。
今日も最後までのお付き合いを頂き ありがとう御座いました。
塾長 長谷川