新米花屋オーナーに贈る 年末商戦に儲けるコツと心得！
花屋の新米オーナーさんと 経験のあるオーナーさんへの
迎春商戦に、こうすればもうかりますと塾長からのメッセージです。
（1） 仕入をし過ぎるなよ〜
（2） 惑わされるなよ〜
（３）年末用の売り場スペースの確保の準備すること
（４） 特設展示スペースを作り 華やかにしようぜ〜
（5） 他所の商品を見てうろたえるなよ〜
（6） ２6日からの販売記録（データー）を録ろぅ
（7） 自店に無くて要望の多かった商品をメモしよう
いざ出陣のときはいまゾ〜 鬨の声をあげよ〜
ゥオ〜オ〜
者どもけっして遅れをとるまいゾ〜〜
今年の年末商戦開始まで
カウントダウンの時期になりました。
花屋さんのこの時期、1年を締めくくる大事なイベントで
しっかり儲けて、正月休みを楽しんでください。
東の白雪（正月専用菊） グロリオーサ
極楽鳥花（ストレﾁア又はストレリチヤ）オンシジュウム 等と
シンピジュームなどなど、新春にふさわしい春の花を、
お客様に提案してあげてください。
花屋開業講座の実技でする壺活け込みです。
それでは、花屋オーナーさんに年末商戦（迎春商戦）について
塾長のアドバイスと言うか、お節介をさせていただきます。
特に新米オーナーさんには
（1） 仕入をし過ぎるなよ〜
初めての年末商戦で、何をどれくらい仕入れると良いのか答えが解ら
ず不安でしょう。 誰しも経験することでうろたえる事でしょう。
少しボリューム感が足らないかなと思ったら追加仕入れも可能です。
何度か仕入れては 水揚げして店内に並べて見る事で量的なことが
理解できるのではないでしょうか。
（2） 惑わされるなよ〜
花市場に仕入れをしようとした時に どうしても同業者のことが
気になります。 あんな花もいるんだぁ～とか
たくさん仕入れるよなあ～とか・・・
花屋の形態も色々で、生け花教室向けに仕入れる人、
スーパーなどに大量の束売り用商品を卸している業者などが
ありましてご自身が売りたい花を量をマイペースでどうぞ！！
（３）年末用の売り場スペースの確保の準備すること。
迎春商戦と無関係と思われる商品、特に観葉植物などは
一時避難させるか、鉢物ギフトに適さない商品は１２月２０日前後を
目途に処分セールをしておき、年末用の売り場スペースの確保の
準備すること。
（４） 特設展示スペースを作り華やかにしようぜ〜
年末迎春商戦では普段の何倍ものお客様が集中した時間帯に
来店してくださいますので、年末バージョンのお客様と
スタッフの仕事の動線を考えた売り場設定をしましょう。
（5） 他店の商品を見てもてうろたえるな！
参考にしてください、良いと思う所をメモして来年の参考資料に
良いと思えば 来年に 改良しグレードアップした品を売ろう。
（6） ２6日からの販売記録（データー）を録ろぅぜ〜
繁忙ながらも気づいたことは記録します。各種商品の売れ行きや
時間帯での変化、関心は有るけど売れない商品は、忙しい時間帯
走り書きで しかも適当でいいですから記録しましょう。
=次の年末商戦のためです＝
（7） 自店に無くて要望の多かった商品をメモしようよ</span>〜
新米オーナーさんの気がつかなかった品揃えもがあるかもしれません
何度も経験したオーナーさんには
（１） 今年は何か新しい企画や商品を用意しましたか？
（２） アレンジ商品 今年の新作のデザインを用意しましたか？
（３） 他店に負けない１番商品（自慢できる）を作れそうですか？
自分の店で、これはと言う特色を持つ商品、期待される品が無
ければ、魅力のない花屋とされ、安売り屋さんにお客は流れます
（４） 店頭や店内の装飾は迎春の雰囲気をだせていますか
（５） 店内レイアウトを年末用に変えて、混雑しても良い配置の
準備はできていますか
お節介だなぁ～ めんどくさいアドバイスやなぁ～とか、
オーナーさんの受け止めかたは様々でしょう
そんなこと今更聞いても、
見ても仕方が無い！
えらそうに気楽に言うな！
昔からこんなことしなくても客は来てまんねん。
言うだけなら誰でも出来るぞ〜
なぜ わざわざ書いたのかわかりますか？
それは今花屋創業塾で修業している塾生と、
すでに卒業した我が愛するお弟子さんに確認のメッセージとして
贈りたいからです。
経験豊富で繁盛店オーナーさんと塾卒オーナーなら既に
上記（１）〜（５）以上のアクションを既に起こしているでしょう。
ここ何年も売上の低迷を続けている古いショップ店主さんが
この書き込みを見ても何の感動もしないでしょうし
多くの店主は反対の意見と、
自店では不可能であるための条件探しをされるんです！
ここ何年か売上の伸びていないお店のオーナーさんには、
一つのパターンがあるみたいです。
他人の意見には耳を貸さない。
自分の欠点を知らない。
儲からない要因は自分では無く、社会が、経済環境が～と
自分をなだめるような責任転嫁のお好きなオーナー
すなわち
＝マンネリを何とも感じない事なかれ主義がだ〜いすきタイプ。
＝ゴルフやギャンブル‥がお好きで仲間と過ごす時間が生甲斐の人
衰退傾向にあるお店の、馬＆鹿なオーナーにアドバイスを止めましょう
他人の意見を聞く耳を持たぬから、
何を言っても無駄だったですよね〜！
特に新米オーナーさんには
1、仕入をし過ぎるなよ〜
2、惑わされるなよ〜
この２項目について詳しく書いて、お節介をします。
（花市場へ仕入れに出かけると普段と異なる光景に出合います
特にお稽古屋用花材を扱う花店（稽古屋）は、
早い時期に納品するために一般ショップより活動します、
（当校でも特別講座を除き一般クラスは１２月２０日から冬休み）
それを目にして彼らの購入する物まで手を出さない様にしましょう。
2、 まどわされるなよ〜
毎日のように派遣社員が契約解除とか経済的に暗いニユースが
流れています、確かに地域によっては影響が出ているのは確かでしょう。
客単価は少しさがるかもの不安があり得るでしょう、
＝＝＝２００８年の記述ですのでご注意を＝＝
しかし
独立店舗を構えている貴方の店舗より直激を受けるのは、
テイクアウト形式の売り場を抱える委託販売卸さんかも
知れないのではと考えていますし、どんな不景気な時期でも
花を買う余裕がある富裕層がいます。
３１日の午前中までが 勝負だぞ〜
毎年花屋さんが年末を振り返ると、３１日のお昼を過ぎると客質が落ち
３時を過ぎると処分品狙いの客で客単価が下がる。
すなわち良い花や高価な花ほど積極的に３０日までにお勧めして
ロス率を減らすようにして下さい。
最後に新米オーナーさんに一言
年末商戦は、戦国時代の戦と同じで気合負けしないように！
敵が3万 味方が2千でも知恵と意気込みで勝利した武将が有りました。
にぎやかなことが大好きな花屋オーナーの昔語り
昔小生の店でこんな事 しましたんです〜
年末の花材名をすべて筆書きで店内に貼りだしました。
例えば松 なんですが
枝若松特級 1級 若松 寿松 苔松 道具松
大王松 稚児松 門松 蛇の目松・・・
店内 キーパー バックヤード すべての商品名を
赤枠で縦長の長さ30x10程のお品書き札に墨くろぐろと、
まるで定食屋のメニユー状態
面白かったのは、お客様の反応で、
スイトピーにも個別の名前があるんだ〜
すごいね〜松だけでもいろいろ有るンだ〜
元気なお店ね〜 楽しいわ〜
今年は今までと同じ花にしたけど、来年はあの花にしょう〜
ともかく店員の士気は上がるし、お客さんは楽しんでくれるし
完売品には完売礼を付け理解も早いので無駄がない状態で
その年は前年より遥かに売上を伸ばし
その効果はなんと次年度に過去最高の売上を記録しました。
その最高売上を記録した年の販促方法は
和凧（歌舞伎調）を１０枚ほど店頭と店内に付けたり、
毎年何かオモロ〜なことで賑わいを演出しました。
ある年から琴の演奏テープをＢＧＭとして春の海などを流しました。
これもお客さんに好評で耳からもアプローチです。
で 結論
お客さんが楽しんでくれて店主も楽しい雰囲気で
年末商戦を盛り上げてください。
全ての商品が新年を楽しくする商品だからです。
頑張って大晦日を過ごして 勝鬨を家族やスタッフとあげてください
えい えい お〜 えいえいお〜
ガンバロ〜 楽しくしよう〜オーナーとしての花屋道です！
長文を最後までお読み下さって有難う御座いました。
またお越し下さい、
塾長でした。
