正月花材の松について
商戦のピークであり、12月27日以降から売る役物の松も
どこの市場でも最初に役物市としてセリが開催されます。
それを仕入れて、どのように処理すれば良いのかが
一番興味が有ると思いますので書いてみましょう。
松を仕入します(松市からおよそ10以内が理想的です)=>
先ずは水揚げ処理をして下さい。
松は1束50本または、100本束で、
大量に仕入れた場合は、電動鋸で下を切り戻し(切り直し)バケッにつけます。
(水にお酒を少々入れると緑色が良くなると先輩に教わりましたが・・・)
少ない時はハサミで1本づつ頑張りましょうかね。
水を吸わせてから(2〜3日後)はバケツから出して、
厚紙がゴザを巻いて冷暗所(倉庫)
に寝かせて(休眠させて)年末を待ちましょうか?
なんで? バケツに付けて置かないの〜疑問が聞こえて来ますネ
それは、狭い店内に松を置いておくのが邪魔だし、
松を立てて置くと葉が垂れるからと
年末までの店内は、売れる商品で飾りたいからなんです。
その他年末迎春商戦の商材は、クリスマス明けの12月25日から
一斉に店内展示するようにしましよう。
昨日まではクリスマスで、
一夜明けたら迎春商戦花材が並ぶ!
お店の前を通るお客様に、
新鮮な花材が入荷した事をアピールできるのです。
12月早々から松が並んだ花屋さんで、繁盛店を見た事が有りません。
お客様にいかに、お店としての新鮮度をお見せ願います。
迎春商戦は、気合いで行きましょうネ
少し昔堅気な塾長ですかね?
それでも繁盛店オーナーとして、楽しい花屋道をして来ました
どうか参考になればと書きました。
お付き合い ありがとう! 花屋創業塾長です。
マイスター技能士塾長手造りの正月用
ほんまもん餅花です。
食べて美味しいお餅に食紅を使い、色付けます。
柳の枝の太さや流れる線と、アレンジに合わせて
微妙に大きさを変えてます。