気に入らない客は来なくてもいいよ〜と花屋のオーナさん・・・編
花屋さんで独立したり 花屋の開店を希望する人に 花の実技指導と
経営の実務講座で、儲かる花屋のオーナさんを育成している
フラワーショップ開業講座のブログです。
[
〇 オーナが花の勉強をしないのは、オーナー自身の向上心の無さ
〇 相手は素人だし偉そうに構えていればなんとかなる
〇 直ぐに売れる商品を教えて欲しがってばかりなんですよ〜
秋分の日で全国の花屋さんは忙しい1日!
本当にお疲れ様でした。
今日の塾長は、あいるフラワーヅカレッジが例年実施している
NFD公認校試験の3級と2級の試験審査員として梅田校に入りました。
年間に4回実施する検定試験の本年度3回目に当たり、年内11月に
もう1度あります。
スタッフ全員NFDより負託された公式行事として責任を背負って
努める訳で普段より緊張した顔で、服装も正して臨みました。
受験する生徒さんは集合予定よりも早く緊張した面持ちで登校してきます
普段と少し違うピーンとした緊張感ただよう教室の雰囲気なんです。
大人になってから緊張する経験を積んで頂こう=がテーマです
試験当日受験生は 緊張で心配気をありありと顔に出ています。
先生〜 あの〜 と
頼りたい気分でしょうがそうは行きません!
何故ならば公認校である以上 公式行事であるのと、花の仕事を目指す
人には、現場で作業の緊張を経験させて措かなければ為らないからです。
大人になってから試験を受ける緊張はそれぞれ背負うものが違うので
大変でしよう、それも分かります。
3級は学科を午前中に受けて午後から2科目の実技制作となり、
全てを所定の時間内に完成させ、審査を受けて2週間以内に
合否の通知を受け取る事になるわけです。
発表までの間が大変長く〜〜感じるようですが、検定試験後のレッスンで
蝶々が羽化するように見事に作品作りで、変身を見せてくれるのです。
緊張を乗り越えてきた自信が 合格後の作風を変えるのかも知れません。
〇 オーナが花の勉強をしないのは、オーナー自身の向上心の無さ
〇 相手は素人だし偉そうに構えていれば
全国の花屋さんで営業しながらフラワーデザインの勉強を続けている
オーナーさんはどれ位いるのか正確なデーターは見当たりませんが
塾長の感覚では10軒に1人位ではないでしょうか。
その原因はどこに有るかというと
横並びの事なかれで過ごすことが身に付いて
オーナー自身の向上心の無さ
相手は素人だし偉そうに構えていればなんとかなるさ〜
気に入らない客は来なくてもいいよ〜
少しは修行したからなんとかなるさ〜
ネット通販の写真を見てもカタログを見てもタイシテ差がないし〜
などなど
ともかく自分の職業に関する研究や学びに進んで取り組む姿が見えません。
花市場で出会う仲間たちも学ばないから、今更どうってこともない。
生活できているんだから~今さら~
横並びの事なかれで過ごすことが身に付いて
事なかれ主義が大好きで、横並びですごします~~でしょうかね。
あと一つ教室側から見ての意見を紹介しましよう
塾長のお付き合いある多くのフラワーデザイナーの先生が口を揃えて言う
事にお教室に来られる花屋さんの生徒さんは,
理論や新しいテクニックやトラディショナルを素直に受け入れるよりも
店で売れる商品を教えて欲しがってばかりなんですよ〜と
どこの先生でも新商品の開発とユニークな花扱いをご存じですが
それを日常のレッスンで聞き出そうとは余りにも無理がありますし、
無作法では無いでしょうか。
自分のお店で売れる商品は、通常のレッスンからアイデアを発展して
オーナーの工夫を加え、改良して商品化するべきでは無いでしょうか。
塾長は年末商戦では毎年新しいデザインを商品化しておりました。
今から二むかしも三昔も前の事でしたがよく売れましたし
毎年それを期待して来店下さるお馴染みさんが多かったです。
資格が必要か否かでは無く、新しい事を学ぶ熱いハートと
一生お付き合い出来る師匠を持つことが大事だと思います。
塾長も未だに追い越せないお師匠さんがおられます、
今年喜寿を迎えたけれど現役バリバリの素敵な女性です。
塾長の感覚としてお話しますと、
フラワーデザイナーの資格を昇級していくことが、お客様より一層の
信頼を得られした。 またNFD講師になってから気が付いた事は
客単価が上がり 客層が良くなり、
フラワーデザイナーとしての大きな仕事を受注する機会が
増えるようになつたりして 日々の仕事の質の変化を感じられ
とっても楽しい花屋の道を歩めたと思いますよ。
オーナさんへお願いです。作品展やコンテストがあればどうぞ見学に
出掛けてみてくださいネ 見るだけでも勉強になりますからね!
大変長い文章になりましたが、最後までのお付き合い
有難うございました、またお越し下さい。
塾長でした。