花屋開店を目指す未来のオーナーさんに向けて
= 塾長が語る お花屋さんどないしてはりますか?=
今回は 花屋の仕入れについて花屋開業講座の塾長の意見を述べます。
〇 花屋の仕入れは どこでするのか
〇 買参権を得てセリに参加出来るまでの待機期間
〇 仲卸さんからの仕入れをする場合のメリット
〇 新米オーナーが とるべき態度と上手に付き合う方法
〇 中卸業者を通じての仕入れのデメリット
花店開業講座のアートフラワーでオブジェ大作の実技風景です
毎度おおきに!
(新しいノートパソコンでの書き込み第2回目で、少々まごついてます〜)
今日は以前にお約束していた
花屋さんの仕入れについてを書いていきます。
まず最初は
花屋の仕入れは どーするの?
新しく起業をされた新米オーナーさんの仕入れは
花卉市場にある仲卸(問屋)に登録してから〜現金払いでスタートです。
当日並べられている花の中から必要なものを選ぶスタイルで
この時に 買わないけれど気になる花など多くの品種名を見ることに
なるわけで、その色や値段などをメモしておくと後日役にたちます。
ネットで仕入れもできますが、
新米オーナーで花の銘柄とその品種の持つ色や艶まで知識が無い時は
市場の仲卸業者で現物買いをすべきで、習熟してからネットですよ。
〇 買参権を得てセリに参加出来るまでの待機期間
全国に花の市場があって地域によって、その市場(会社)に依って
買参権を得て、セリに参加出来るまでの待機期間があります。
(都市部の花卉市場では開業後3年の実績が必要)
地域 市場によって様々ですから確認が必要です。
〇 仲卸さんから仕入れをする場合のメリット
新規開業者の花屋さんは仲卸さんを通じての仕入れをするわけですから
そのメリットに付いてを書き込みましょう。
それと仲卸さんとのお付き合いの仕方も。
メリットは
1、仕入れ時の貴重な時間が短縮出来ることでしょう。
2、多品種を少量づつ買付できて商品構成をバラエテイ豊かに出来ます
3、セリで買うより一品当たりのロットが少量で、廃棄ロスの削減が可能
4 新米オーナーにとって現物を手にとって見れること。
5 仲卸さんから情報を得ることができること。
6 仲卸さんの機能が使える。
(例えば一時的に大量仕入れが必要な時に対応して手助けしてくれる)
7 作品展などの難しい品種や品揃えをこなしてくれる。
数えあげればこの他にもいろいろとオーナーさんを
サポートしてくれるサービスもありまが、
ただし新米オーナーさんが甘えていては駄目ですよ〜
なぜなら
仲卸さんも商売ですから、商売に対して、熱心で、
真面目で 謙虚な態度で臨まなくては
相手にされませんぞ〜
創業塾講座では仕入れをする時に、新米オーナーさんがとるべき態度
上手に付き合う方法と
商品である花材の選び方を学んで頂きます。
中卸業者を通じてする仕入れのデメリット
デメリットで一番にあげられるのが、セリの価格に仲卸業者の手数料が
上乗せされているという事です。
セリでの100本で5000円の場合 単価50円
1本あたり50円ですがそれに仲卸業者が加える手数料1割以上が加算されまして
単価55円~60円
任意の設定(市場との取り決めはあるようですが)
自由裁量の部分もあるようで・・・
束売りがメインの素材販売型の商法ならば 直接取引が必須ですが
ギフト対応の技術優先したいなどの営業形態であれば、
開業してしばらくは、(たくさん売れるまでは)
ロットの多いバラで一口50本 カーネーションは100~200本
菊は100~200本(産地により)少品種で多量の仕入れは
すべきでは無く 多品種少量の品揃えで営業を!
と塾長は口うるさく指導していします。
セリでバラを5色そろえると バラだけで250本ですよ~
中卸なら 1色10本単位ですから 5色揃えて50本からと
好きな数字で取引が可能です。
多品種 少量で揃えることです 販売ロスの廃棄が減るのです。
但し 道端に束を沢山並べるような素材型花屋ならば セリでなければ
採算が合わないですから
初心者が参入する営業形態では無いでしょう。
塾長は今日まで夏休みでした。
新しいパソコンとのお付き合いと出張講義で1週間があっと言うまに過ぎました
明日からはまた忙しい日々が続きそうです。
テレビではオリンピック ソフトボール予選をやってます。
ガンバレ〜ニッポン 決勝戦で金メダルを!
最後までお付き合いありがとうございました。
またお越しください、 塾長でした。
塾長でした。