花屋創業塾 塾長日記

花屋創業塾で花屋開業を目指す塾生さんに花屋経営の全てと花屋実践技術を マンツーマンでお教えして居ります。 なぜ、素人が28回の講座で、花屋を開業出来るのか ・・・

一門会・、塾長の新年特別講義資料です。

1/17の一門会は無事終了を既にお知らせいたしましたが、

当日風邪引きや仕事の都合や遠方の為や

参加出来なかった一門会会員の花屋オーナーさんの為に

当日配布の講義資料をアップします。


当日早く梅田本校に来られた会員には宴会前に

現地集合の方にはその場でお渡しでした。


解散後の電車の中で読んで下さいとです。


では。   



             花屋創業塾 一門会 

    2010年 新年特別講義         
 
                        創業塾塾長 長谷川作夫

昨今の花屋事情を観察すると!

花屋の年末営業と通年営業を通じて、大きな様変わりが顕著に出て来て居り、

すでに定着した気がしてなりません。


一番大きな問題は昨今の不景気による買い控えと、

それに伴う日本の伝統行事に対する無関心層の増加をあげる事が出来るでしょう。

特に花卉業界に於いてこの無関心層の増加を食い止めることは、

不可能と断言しても良いような状態です。


願うならば、ゆるやかな景気の回復に伴い、

日本人らしい文化や生活習慣の見直しをする落ち着いた社会に

移行を願うしか手立てが無いのも事実です。


業界を挙げて啓蒙活動は今後も望め無い状態で、

過去が証明しています(サンジョルディー)などで、成功したのは僅かです。


カジュアルフラワーの普及(農水省提唱)=スーパー等のテイクアウト販売くらいで

花卉販売側から起こしたイベントはことごとく、不発弾として眠った状態です。


新たなジャンルに目を向けて、さらなるステップアップに挑戦を!

創業塾一門会のオーナーさんは、

塾長から見て感心するほどタフで新しい事にチャレンジできる

能力を備えた素晴らしい、メンバーばかりであります。


また、一門会の会員は様々な販売形態のオーナーさんの集合体であり、

バラエティー豊かな個性を発揮して

自己の花屋道に邁進する人達のネットワークでもあります。



そこで塾長からの提案ですが

それぞれの販売チャネルが異なる事と、地域的に競合する等の度量の狭い事は

抜きに出来るだけの協力を願います。


一門会メンバーとして無理のない可能な範囲で共存共栄を計ってください

例えば 仕入れ情報の共有化、仕入れ原価を下げる為の手法などです。


年末の稚児松と東の白雪の仲卸価格を聞いてショックを受け、

皆さんにお勧めした事を後悔しております。


セリ価格の2〜3倍の仕入れ原価の様でした、


稚児松30〜60円 白雪60〜90円


これが利益率を確保できる適正価格ではないか、

大いに検討の余地がありそうです。
            

今回は1ぺーじ目の紹介です。

プリントもしてあります、会員で希望のオーナーさん


携帯でメールして下さい。送ります。



次回は1月25日に後編を!

お付き合い感謝です。塾長