花屋創業塾 塾長日記

花屋創業塾で花屋開業を目指す塾生さんに花屋経営の全てと花屋実践技術を マンツーマンでお教えして居ります。 なぜ、素人が28回の講座で、花屋を開業出来るのか ・・・

ギフト顧客満足度の高い花屋にしたいならば、リボンワークを!

お花はいかがですか~

元気の出るオレンジのお花

ピンクのスイートピーを 優しい彼女に

美味しい食事を作ってくれる奥さんに 感謝の赤いバラ

訳あって逢えなくなった人を思い出す ブルーなお花

今日はいろいろな花を取りそろえて、お待ちしております~

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いらっしゃいませ~  まいど~

花屋開業講座塾長の花屋さんは・・・こちらですよ~


今回は少し意地になって、ほんまもんの花屋さんなら

決して手抜きをしないし、プロとしてのパフォーマンスを

お客様の目の前で、披露が出来てこそ開店を許される

プロの花屋オーナーに成れるんだぞ~ というお話です。


未来のオーナーさんに向けて、プロの花屋の実践技術講座

花屋さんになりたい人と現役花屋オーナーさんに向けた花束に付ける

リボンについての 花屋開業の実務講座です。

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最近の花屋さんでは、こんなに細かい気使いをしないのかな〜

通りすがりにいろいろのお店を観察しますが、お客様のリクエストまで

お聞きする気配が無いようですネ。


スタッフがお客様のご意向よりも 店側の判断で選んで行く感じ!  

それにお店の経費節減を厳しく命じられている感じですし

不器用なスタッフに時間をかけて教えるよりも

作り置きのリボンを使用するように指示をするのでしょうか


多店舗展開しているならば、ルールに従わないといけないでしょう。

しかし


独立するお考えの新米オーナーさんへお願いがあります。


サイズや素材の異なるリボンを自由に扱えますか?

お客様と会話しながらでも作り上げることが出来ますか?

花束に付けたとき、ずれたり 傾いたりしない付け方が出来ますか?


最近の傾向でしょうか、細いリボンや人造ラフィヤで

蝶々結びが多い様ですね。


可愛い大きさの花束とか、カントリー風の素朴な花の取り合わせなら

すごくナチュラルで、自然な演出で素晴らしいと思いますが


大きい花束とか、年配のおじさま向けならば、

細いリボンワークがマッチするのか、喜ばれるか疑問です。


町で見かける花束には とても不似合いなリボンがついていたり

そのリボンが ひねられたように横向いて付いていたりするんです。


多くのショップでは、作り置きのリボンか、

苦手や出来ない人は既成のワンタッチリボンに走るようです。


しかしお作りする花束は1つひとっ大きさもイメージも異なる訳で、

それぞれの花束の色合いやお客様のリクエストに応えて

お待ちいただく目の前で花束に合わせて、即座に作るべきでは無いでしょうか。



大阪の花屋開店講座では、花屋実践実技で、

徹底的にリボンワークが自慢できるようになるまで教えますし

お店を開けたら、忙しくても 一つ一つの花束に似合うリボンを

お客様の目の前で作るカッコいいパフォーマンスとして

魅了出来るようにプロの花屋の腕を見せれるように指導しています。


実例ですが、

卒塾生のお店での出来事で、オーナーがお客様にどのよう感じで

リボンをお付けいたしましょうか? と聞き、

目の前でスルスルと作り上げ、こんな感じでお付けしますね~と

お客様に見せたら、帰りがけに、

リボンまで希望を聞いて作って頂くなんて・・・とても感動したと・・・、

そのあともずーっとごひいき頂いてますとの事です。


経費節減ばかりで、サービスでリボンを無料にしているんだからと

大きさ 色合い 大きさ金額に不似合いでも文句は ねえだろう~では

あなたのお店は 夢の無い自宅消費で、どこで買っても一緒のランクで


単価の高い、センスで魅了する

儲かるギフトの花屋にはなれません


近所の花屋が大した技術を使わないから、自店もそれに倣いでは

いつまでたっても うだつの上がらない商売人さんで終わりますよ。


リボン選びと色使いと、そのワークは大変難しいようですが、

ひま見つけては反復練習して、リボンワークを好きにしてしまうのです。


何でもコツを覚えてしまえば意外と簡単なんです。


リボンワークに自信がついたらお客様にご披露しましょうか

すると

花束オーダーが増えます!

  簡単に客単価がアップします!

  他店との差別化が図れます!



作り置きのリボンを付けて花束サイズとのミスマッチ!

リボンの使い方や色合いでイメージが変わります。


今回はリボンについて

例え同じような色合いでお作りした花束でも

リボンの使い方や色合いでイメージが変わり


リボンで より一層高級に見えたり、華やかで豪華さを演出できたり

受け取った人を感激させたりと、多彩な表現が出来るのです。


花屋さんは お客様の意向をいかに聞き出して、イメージを共有する為に

聞き出し上手になる姿勢や 習慣を持つべきでは無いでしょうか


固定客の少ない時期、他店との差別化を図るためにも

お客様のご希望を聞いてみては如何でしょうか。


私の店ではスタッフにも 必ずお客様のご意向をお聞きしてから

リボンを作り出していましたよ!


慣れたら楽しいもので、意外な発見も・・有りでした。


塾長の店で花束に付けるリボンは、必ずその場その場で、

花束のボリューム感に合わせた物を お客様の目の前で

これがプロのパフォーマンスだぞ~と仕上げて

装着することを 店のルールとしておりました。



〇 作り置きのリボンを付ける、花のサイズとのミスマッチ、

〇 色あいの異なる似合わないリボンを平気で押しつける

〇 金額に合わない貧疏な素材(経費の節減し過ぎ)

〇 皆が(大手の花屋)している事だから真似してます

〇 リクエストなんて聞くのは面倒だから、

上記の全てがすべてが あなたのお店の発展に寄与しません。



なぜならお客様は あなたのお店のオーナーさんやスタッフさんを、

プロの仕事人として期待をして来店された ワガママさんだからです。


練習しましょう、暇な時に、お客様をガッカリさせないでくださいね。

本日も最後までお読みいただき ありがとう御座いました。



白髪頭であごひげの・・・が

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花屋開業講座担当の長谷川です。

花屋開店指導のスクールi-ll-flowers.com

                塾長でした。