仏花　墓花を扱うか否か・・・悩みどころ

塾長の花屋開業講座では、開店までにオーナー候補生に対して

お仏花　墓花を扱うか否かの花屋の業態を決めるようにしていただきます。

花を飾ることの原点とも言えるお供え花ですが、

オーナーの思う花屋のスタイルやコンセプトや立地条件や商環境に

照らし合わせて決める必要があり、これから花屋のオーナーを目指すときに

誰もたどる道でもあります。

まいど　花屋開業講座の塾長です。

長い雨が続きましたね、被害は無かったでしょうか？

台風一過で、今日は良いお天気になりそうですよ〜

夏の花屋の書き入れ時であるお盆商戦第一ラウンドの週末（土曜日曜日）が

台風の影響で、遊びに行く前にお墓参りを済ませてのパターンが出来ず

花屋さんも退屈していたのではないでしょうかね

でも　お盆はここから第二ラウンドに突入ですから

油断召されませんように願います。

あいるフラワーズカレッジと花屋創業塾講座は、

今週一杯の夏休みを頂いておりまして、自宅でのんびりしようかなと・・・・

で、

この書き込みをしているノートPCFujitsu biblo nf/A70、すでに６年を越し

動作が安定せず、今一番の関心事は新しくＰＣを買い替えることです。

タブレットにするかノートにするか、それに移動先でも使えるようするか

どの機種が自分なりに使いこなせるのか〜などなど

調べなくっちゃーと頑張ってます。

さて、今日のテーマについて少しばかり書いてみます

お仏花　墓花を扱うか否か？　が悩みどころ

花屋創業塾の花屋開業講座では、今回のテーマについて塾生さんと徹底的に

話し合う機会を設けておりまして、最終的には

オーナー候補生と　取り扱うか否かを決断をして頂きます。

仏花　墓参用花などは花屋としては花を飾る原点とも称されるような

商品類で、季節的には大きな売り上げになる稼げる時期がありますから

（春の彼岸　夏のお盆　秋の彼岸　年末年始の墓参）

とても悩ましい問題ですね。

取り扱うとなれば仏花　墓花　榊などの作り方を実技指導しますが

ギフト専門店として取り扱わ無いと決めたら、基本的な作法や考えを

お教えにするだけにして

実技指導は、他に希望する実技科目を選択して頂きます。

ではどの様に考えを纏めて行くのかについてですが、その基本になるのは

希望する花屋としての業態と取扱品目の選択などなどを決める事に尽きると考えます。

日常生活の花を扱う花店なのか、プレゼントなどギフト専門店にするか、

はたまたウエデイングや趣味性の高い商品など技術力で勝負する店

プリザーブドフラワーとアートフィッシャル（造花）の販売もするか

そのほかにオーナー自身の好みや店の立地＆環境、フラワーデザイン力

（技術力）などなどを全ての要因を考えて、最適な答えを導き出さない

となりません。

例えばギフト専門店としても、繁忙期（お盆など）に

仏花を売ってはいけないと申し上げているのではありません。

例えば贔屓にしているこの店はセンスが良いからギフトをお願いしている

お客様にしてみれば、オシャレな仏壇用花やお墓参りの花を作って

欲しいとご要望が有ります。

また技術力を見込まれて供花アレンジと一緒に仏花の配達依頼も・・・

ではそろそろ塾長の意見を　

扱わないのでは無く、ご用意出来ますとするか

扱う比重というか配分の検討が必要でしょう

関西方面では当たり前のようにテイクアウト方式でスパーマーケットや

ホームセンターで販売していまして、お買いものついでにとか　

わざわざ花屋さんに行かなくても　生活の花がなに不足なく間に合うように

なってます。

当然その売り場に並ぶ花の商品は　専門の花屋さんが納入していますから

季節季節で品揃えにぬかりが無いのは当然かもしれませんね

言いかえれば一般の花屋さんから　
それだけ売り上げが減少しているとも言えます。

スパーで見かける仏花の作り方が標準になって来ていませんか？

販売手数料を引かれる、卸価格でスパーに納品するので、塾長から見て

粗末＆無作法な仏花が並んでいる光景に　消費者は慣れてしまい、

今では、これから花屋を目指す人にとっても、安直な作りの商品たち

それが標準スタイル（基準）だと思い込んでいただくと困ります。

もし御贔屓様から御注文を頂いたならば、

プロの花屋さんとして　ほんまもん！の　お仏花や墓参花をご提供願います

当然スパーと同じ価格では無く、少々高くても格調高く納得できる

付加価値のある商品にして下さい。

季節、行事によって花の選択を変える　くくりつける花色の順、

役物の使用方法　仏壇の小さな花瓶のサイズにピッタリな大きさと

ステムの長さなど、いろいろな工夫が必要です。

洋花だけでお墓参りの花束一対と電話を下さるお客様がいまして、

急いで作りお客様の到着を待った想い出が塾長にあります。

普段使いの仏花は近所の花屋で済ましても、命日や法事の時は

わざわざご来店下さるお客様。　

近所の花屋さんよりいささか高いのですが、わざわざのお客様もおられました。

塾長の店はどちらかと言いますとギフト指向の店でして、

仏花を多く売りたいより、ギフトで勝負したいのが本心で、

扱わないのでは無く、ご用意出来ます

扱う比重というか配分を考慮した花屋商売形態でした。

今回は夏のお盆の時期ですから、花屋の仏花を中心にお話しいたしました。

最後までのお付き合いありがとうございました。塾長

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