花屋開業するために 何をすれば どうすれば
たくさん知りたいことが山積みで・・・悩みますよね。
〇 資格について 〇 花屋スタッフとしての経験はいるの
〇 花の仕入れの資格はいるの 〇 他に学ぶべきことは、
いくつかの知りたいを 花屋開店講座の塾長がまとめてみました。
- 〇 花屋開業するために資格は必要ですか
- 〇 花屋勤めの経験は必要か?
- 〇 花屋の経験ゼロでスタート
- 〇 花市場の買参人としての資格
- 〇 花市場の売参権の特殊な事例もありまして!
- 〇 新規開業の花屋の仕入れはどうあるべきかも課題です。
- 〇 塾長があえて声を大きく申し上げるならば
技術優秀な卒塾オーナーさんの お店をご紹介します。
京都北大路の繁盛店 tunagu花さん
tsunagu-hana.shop-pro.jp
は
〇 花屋開業するために資格は必要ですか
花屋開業について花屋開業するには必要な資格が要るのか要らないのか
これから花屋を開業したいと考えておられる方にとって
びっくりな内容になるかと思いますが最後までお付き合いください。
資格=技術的な資格
まず最初に技術的な資格について申し上げると
花屋を開業するのに この資格がないと開業できません!ていうような
必須な資格というものは・・・有りません。
だから簡単な言い方をしますと、あなたが明日からでも
お花屋だあ~と名乗って仕事が商売が出来ると言うのが日本の現状です。
塾長が偶然のきっかけで花屋を始めたときは、まったくのど素人でした。
今から40年以上前のず~と昔の ことですから
花屋さんを始めようと思いついたら 先輩に仕入先を紹介してもらったり
簡単な取り決めを教えてもらったり、
あとは少々の実技的な部分の知識をもらったりしただけの(3日間)で
スタートできた~~そんなお気楽な時代だから可能なのかもしれません。
ただし情報社会と言われ 雑誌やテレビスマートフォン
Instagram YouTube など花に関する情報が消費者向けにあふれている
昨今では全くの素人では 売れる花屋さんを開業することは不可能です。
フラワーデザイン アレンジメント ブーケ コサージ 生け花など
花屋が知っておかなければいけない技術的な修行が必要です。
花屋を開業をしようと決心したら
すぐにでもお花を習いに行くか 花屋のスタッフに潜り込んで1年ほど
花屋の技術的な部分を経験して来るのもいいかもしれませんね。
〇 花屋勤めの経験は必要か?
理想的なのは花屋のスタッフとして経験を持つならば、春 夏 秋 冬
の4っのシーズンで およそ1年ぐらいで良いのではないでしょうか。
長経験があるから 良いとは限りません!
1年というのは四つの 季節とイベントの一通りを体験さえすれば
花屋の仕事の流れや商品として花の移り変わりを見てくれば十分です。
花屋のスタッフとして現場に立つということは、
開業のためには役に立つと思うのですが、
外から憧れの対象としてながめていた花屋が本人の
考えていた理想像と合っていれば良いのです。
ここで勘違いをしないで欲しいことがあります。
花屋を開業するのに一番必要なのは、花屋仕事の経験値ではなく
商売人としてのハートと言うか 商売人としての心構えが大事で、
単に花屋さんのスタッフとして経験をたくさん何年も積んだからと
言っても 花屋のオーナーとしての勉強として役立つとは
塾長は考えてはおりません。
花屋スタッフとしてなじみすぎると
いざ開業する時に 自分の花屋オーナーとしての考え方が消えて
過去に勤めていたお花屋さんのシステムを真似=コピーして
開業すれば成功するのでは、という簡単で楽な思考に陥るからです。
最低限の接客と販売 花の種類などを一年通じて学んだぐらいが
ちょうどいいのではないかと塾長は考えています。
もし花屋スタッフとしてキャリアを十分積んでからオープンしたいと
お考えであるならば、一つのお店の 仕入れ販売から営業の管理など
オーナー代理として全てを任されるぐらいの、
例えば店長であるとかフラワーデザインの講師資格と
フラワー装飾技能1級と花屋の経営の全てを経験し
実績を上げてからにされた方がプロとしてすてきなお店を作れるでしょう。
〇 花屋の経験ゼロでスタート
花屋開業講座=創業塾を卒業して花屋オーナーになった人の
ほとんどが花屋の経験ゼロでスタートしております。
経験よりも 花屋開業講座創業塾では花屋として開店から
3年くらいの間に、新米の花屋オーナーがお客様から依頼される商品作り
を花屋開業実技として習得していただきます。
最初は花束作りの基本から始めアレンジへと進みますが
毎回復習をして頂いてから新しいパターンをお教えしていきますので
開業講座は28回ですが 実技に関しては反復練習と復習を何度も重ねて
身に付くまで徹底的に実習して頂きますので、終了までには
およそ70から80の商品作りの実習をすることで、自信が持てるように
なっていただけます。
スタンド花の実技実習風景です
枝もの使いをし、空間利用をテーマに、花屋開業講座の実習風景です。
花屋を開業するのに必ず必要な資格というものはないと前項で説明しました。
では次に
花屋の仕入れはどこでするのか
花屋を開業するとした時には
どこで仕入れをするんだ~ということになります 。
素人さんが思うことは花市場のセリで花を買うものだと思っている方が
多いですが、花市場で花を買う=セリで花を買うというのは
新しく参入するコーナーさんにとってとてもハードルの高い資格です。
(都市部での花市場の売参権取得に花屋開業後の実績が必須なため)
セリでしか花卉類の仕入れが出来ないことは・・・ 無い!
だから安心してください!
〇 花市場の買参人としての資格
花市場のひな壇に座りセリで花を買うというのには
権利というか登録資格は必要です。
申請 =>審査=>承認=>買参人番号を付与される=>セリに参加
この資格については それぞれ開業をしようとする地域の花市場の
条件をクリアしていればセリ市場での直接買い付けが可能になります。
大都市近郊の花市場ではだいたい3年以上の営業実績が必要で
また保証金を差し入れるということが最低条件となっているようです。
ただ地方 の花市場では、その市場の独自ルールと言いますか
条件を設けておられる ので開業しようとしている地域の花市場に
電話でもお問い合わせいただくと良いかと思います。
〇 花市場の売参権の特殊な事例もありまして!
過去の事例で新しく花屋をオープンするに前後して買参権を取得し
開業と同時に花市場で仕入れをした卒業生もありました。
この事例は本業のほかに社内のベンチャーとして花屋を新規事業の
一部門として開業する株式会社(法人)で、その会社としての歴史と
地域での業績が確かであるとして、花市場も特例として認めたのであります。
異業種の法人として既に花屋以外の業種の実績があれば ということで
上記以外の場合で新しく花屋オーナーになる個人や法人が開業と同時に
買参権を使ってセリで花を仕入れるということは不可能かと思いますが
最寄りの花市場と交渉してみてください。
どうすれば仕入れは出来るの?
〇 新規開業の花屋の仕入れはどうあるべきかも課題です。
それは、花市場に隣接している
仲卸業者から仕入れる
多くの花市場においては 生花や鉢物類や関連資材などの仲卸さんや
専門商社の出先店舗が併設されています。
仲卸業者さんでは現物の花を手に取って確認しながら
最小単位での買い付けが出来て、
オーナーが仕入れ行動の時間も短縮できるメリットがありますので
大いにそこを活用してください。
他にネットで買い付けることも可能ですが
花の品種名 その品集の特徴や色つやなどを熟知してからでないと
とても実用にならず無理が生じ、商品ロスの発生のもとになります。
新米花屋オーナーは
仲卸で仕入れるメリットを最大限に使うべし!!
花の仕入れは仲卸さんから買うことのメリットは沢山ありますよ~
新米の花屋オーナさんが追及すべき理想の品揃えとは、
少量で多品種の品揃えに徹すべき。
花屋のオーナーとして
花屋開業までに学んでおくべきことは?
花屋開業を目指したならばですが
〇 塾長があえて声を大きく申し上げるならば
パソコンを使いこなせるようになる!でしょう。
集客 告知などのホームページとお客様とオーナーをつなぐブログ
会計ソフト& 納税Eタックス他多数。
そして、もっとも大事な事前準備は、
ネット通販の開設準備を開業までにすべて完了させておく事
なぜならば実店舗開業後しばらくはネット関係の開設や整備をする
などの時間が全く取れないからで、開業後に商品画像を挿入すれば
通販サイトが稼働して即受注が出来るように準備しておくのです。
塾長の住む地域に2件の花屋がほぼ同じ時期の開店がありまして、
開業から1年もしないうちから繁盛具合に大きな差がついています。
一件はスパーの近くで人通りが多いのですが、
昔ながらの花屋スタイルで だんだんと寂れた感じですが、
もう一件の花屋さんは人通りの無い場所でも
ネット通販サイトの活用で大繁盛です。
これからの時代、パソコンを使えない様では どのような商売であれ
きれいな花と色彩を競い扱う仕事に就くとすれば
情報の発信が出来ない、苦手意識では花屋オーナーとしては失格では・・
今回は音声入力にチャレンジした2回目かな、非常に疲れましたが
充実した楽しい経験ができました。
うまくまとまったかな?と心配です。
最後までお読みいただき ありがとう御座いました。
大阪梅田の塾長の仕事場