降り続ける雨、雨、いまだに続く新型コロナの話題で
少しばかり気が滅入る今年の梅雨どきではないでしょうか。
まいど 花屋開業講座の塾長の長谷川です。
今日は 夕方から孫たちはバレエの幼児クラスに出掛けて、
非常に静かな夕暮れで YouTubeでプレスリーのスローバラードを
のんびりと聞き流したり、
はたまた、素人のリフォーム工事の動画や高所の枝切動画を探しては、
すごいな～とみとれていました。
さて今日は、花屋が好きと言うか、
お花好きの方々にお役立ちに、なるかならぬか
花屋開業講座の塾長のフラワーデザインについての
一言アドバイスを書いてみま～す
アレンジメントと言う言葉は皆様が聞きなれた言葉だと思いますが、
どんな意味があるとお思いでしょうか？
いろいろの花をまぜるでしょうか？
好きな花などを取り合わせるでしょうか？
日本フラワーデザイナー協会の資格検定テキストには、
下記の様に説明されています。
アレンジメントとは広い意味で、コサジーやブーケを除いた全ての造形を総称し
器あるいは何等かのフアンデーションを用いてデザインしたものと言えるでしょう
アレンジとは
整理する、整頓するということですから、アレンジメントする時は
花と花の関係を美しく整え、花と、花器 花とその他の材料との関係を
整理、 統合する必要がある。 と記述されています。
引用文献 フラワーデザイナー資格検定試験テキスト 1995 12 12
編集 社団法人日本フラワーデザイナー協会
（現在は 公益法人日本フラワーデザイナー協会）
アレンジの言葉について詳しいサイトがありますのでご紹介を、
巷のアレンジ教室の先生の中には色々の花を取り混ぜるのが
アレンジとご指導されていまして、
う～んこれも間違いではないとおもいますが
塾長としては次の一つの単語も必要かと思い
塾長の独断かもですが、
アレンジとは
一定のルールに従い整理整頓し、無駄を省き 整えると解釈しています。
そう 今日は初心者の方たちが陥る、
無駄に沢山の花を挿すことによる 単なる自己満足と
花と花を隙間が無いように窮屈なほどにくっつける技法が
すべてだとの勘違いを
アレンジの言葉の意味を思い出して、
新たな花あしらいを目指してほしいのです。
いまだに記憶にあるのは、あるコンテストで審査員を務めていた時に
とても色気のあるアレンジの花々に出会いました。
他の女性審査員の先生も私に話しかけてきまして
私と同様に感じておられたそうです。
二人して、なぜ？ どうして？
彼女の花一つひとつが優しいのでしょうか
色気があるよね～とか口にしておりました。
審査の結果は上位には入りましたが 優勝には至りませんでした。
その後は、改めて自分も 色気のある表現とは、花あしらいとは
を目指して工夫をしたことを思い出しています。
花それぞれに素敵な顔を持っていますので、
ベーシックデザインの面構成と言えど、
すべて前向きではなく、心持ち隣の花が好き！！とか
チョッと横顔を使うとか、一つひとつの花の良さを使った表現を志して
頂きたいと思っております。
前回に少し書いたことで、初心者が良くやる事象に、
目玉 あるいはヘッドライト状態と 鬼の角に見える アレンジがあります。
本人がわざとしたのでは無く、綺麗ではと思いそうなったと言うべきでしょうが
ヒマワリやガーベラの中心が丸い黒い花を 同じ高さで同じ向きと角度
で正面を向いている現象です。
遠くから見るとまるでぎょろっとした目玉か、あるいは車のヘッドライトが
迫るように感じる挿し方を初心者は見栄え重視で、平気でします。
そんな時塾長は、少し下がって見てごらん、怒った目玉が怖いよ～とか
にらみつけないでね～とか申します。
そう どちらかの花の向きを少し変えるか、挿し角度変えるだけで変わるのです。
あと 鬼の角状態ですが、花を飛び出して表現するとき
2本の花が全体の輪郭から、にょきっと飛び出しているとまるで鬼の角が
生えているように感じます。 新米さんの本人にすれば、可愛くか
少し個性的な表現しているつもりでしょうが、
まるで角をはやして怒っている感じです。
この場合でも整理するつもりで左右対称をやめて、アンシンメトリーに
片側の長さを変えるか 挿し角度をかえるだけで優しい表現に代わりますよ。
先ほどマウスを下に落として 書き込み画面が変になりまして、不安です
もう少し書きたいのですが、無理して消えるのもと思い・・・・
この画像は 技術指導で行う バランスを取る訓練で、
こぶし大のスポンジに如何に多くの重い花を挿しても
スポンジを割らづ（壊さず）に、バランスを保てるか にチャレンジする
技術課題です。
いつもの挨拶をさせて頂きますね
今日も最後までお読みいただきありがとう御座いました。
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