寒さ厳しい冬の真最中の日本列島で、
寒い~ 寒い~ ほんまにさむい~やないか~
口癖になった花屋開業講座の はせがわです。
今回は
寒さに弱い花の宅配先に注意しなければを書いてみます。
冬の花屋さんの商品管理は意外と気楽にしていても良いのですが
なぜなら、気温が低いため花の日持ちがとても良く、
しかも 花瓶の水も低温だからバクテリアの繁殖が少ない、
それで花の寿命がぐ~~んと長持ちするのです。
冬真っ盛りの今の時期の花屋さんには、
春の花をメインに多くそろえていますよね。
そう 切り花を売る時には、
季節の先取りした花をお勧めすると喜ばれます。
例えばスイートピーの露地栽培の場合の開花期は4月~6月でして
スイートピーの詳しい事は、下記にリンクをしています。
ホルティ by GreenSnap 生活を彩ろうhorti.jp
その花が本来の開花期より前倒しという事で
先の季節の花となると、その花の開花時期(4~6月)の環境よりも
寒い時期(1~2~3月上旬まで)に花瓶に入れるわけで、
花にとっては寒い、花瓶の中で茎が冷た~いかもですが
頑張って きれいな姿 華やぐ色合いで、和ましてくれるんです。
とても長持ちして、その分とても楽しめて、
ついては お客様からの言葉が
お花屋さん~ この前の花ずいぶん長持ち商品だね~
お正月の花が今も元気なんよ~
松の内を過ぎたけど 捨てるのはもったいない気がするね~
特に年末の花について、暖房が有るお家であれど、
思っていたより楽しめて、お褒めを頂くことが多いです。
季節の先取りを商材にする仕事で店番していても、
飽きることが無いのが 花屋さんの役得かもですね
そろそろ本日のお題に移りまして、
寒さに弱い花の宅配先に注意しなければ えらい事に!
花屋開業講座創業塾塾長が これから花屋を目指す方へアドバイス
塾長の お花屋さん どないしてはりますか
今年のように寒波がきたりする時に、うっかりミスをしでかすのが
夏の季節の花を 寒冷地などに宅配便で発送がクレームのもとに
痛んだ花が届いたんですけどお~~
今年のように寒波がきたりする時は、
温暖地であれど、ほとんどの地域が対象になります。
届いた花束やフラワーアレンジメントに使用の花材で、
茎や花びらの水分が多い花や 気温の高い時の夏の花などは
特に注意する必要があると思います。
段ボールに入れる際に、セロファンで包装したし、
その上から厳重に、お店にある紙包装紙で
これでもかぁ~と しっかり包み込んだけれども・・・
段ボール 包装紙 隙間風が入らないようにすれどもです。
原因はどこに?
宅配業者に花だから暖かくして運んでね~ と言えるでしょうか
倉庫のような集配所を見ればすぐに理解できます。
とてもこの寒い時期に花なんてと・・・
集配所や営業所の全ての場所に 暖房が有るはずが無いからです。
車から降ろして集配所~トラックで遠方へ~寒い地域集配所~
宅配の車~手にもって配達先へ向かいます。
この一連の流れの中で、たえず暖房の中で配送などむりです。
冷気に当たる、気温が低く過ぎて、花が悲鳴を上げて
配達先に届いたときには、黒くクシャクシャで痛んだ姿でしょう。
寒波襲来や極寒の時期の花の宅配以来の対処法について!
過去の塾長が花屋現役オーナーの時の対処法ですが、
お届け先をお聞きしてから、違う方法を提案します。
〇 余程でない限り痛まない花材に変更を願う。
〇 届け先の花屋にファックスで配達依頼をする。
(JFTDとか他の通信配達組織の加盟店ならば)
〇 生花ではなく、プリーザーブドフラワーのアレンジを提案する
依頼があれば、これこれしかじかと説明し、現地の花屋の状況を
確かめたりしながら、
クレームが起きない方向に誘導します。
つまり
余程の自信が無い限り、またいくら自店の商品を売りたいとしても、
自信の無いことにチャレンジすべきでは無いし
その方がお客様の為と考えて処理していました。
もしあなたのお店が、通信配達組織に未加入でも大丈夫ですよ、
当節ならばネットを使い、あなたの店のPCで最寄りの花屋を
探してあげて、コンタクトをちょっとして、お客様に紹介するのです。
売り上げに即つながらなくても、親切なお花屋さんを演じて下さい。
そのお客様は 以後親切と感じ、
あなたの常連さんとして、お店のフアンになりますよ。
花業界の仕事の出来る先輩の お言葉をご紹介!
親切心で無理をして、クレームになって 上得意を失うぞ!!
今日も最後までお読みいただきありがとう御座いました。
花屋開業講座担当の長谷川でした。