まいど! はや12月20日で、
街の花屋さんのオーナーさんとスタッフの皆さんは、
いよいよ 年末迎春商戦の臨戦態勢ですよね。
今日あたりには すでに年末に売るメインの日持ちする花材は揃っており
明日の月曜日くらいから徐々に、軟弱もの(日持ちの良くない花材)を
取りそろえるという仕入れの段取りでしょうね。
仕入して・・・と算段をしておられる事と思います。
未来の花屋のオーナーさん向けに
塾長の花屋オーナーさんになるならば
覚えておきなはれや~!
を書かせていただきます。
子供アレンジスクールの時の長谷川です。
花屋開業講座で開業を目指す未来のオーナーさん方から多く
質問されるのは
花屋にクリスマス商戦は有るのか無いか
端的に言えば クリスマス商戦というほどの物は無いと
11月の下旬からポインセチヤやリース向けの花材として
赤い実の 山帰来
botanica-media.jp
もみの木などとクリスマス用オーナメント等々が
お店を可愛くにぎやかに演出してくれますが
さりとて 大きく構えるほどの売り上げには至らないのが現状です。
花屋開業コースの実技では余りしないのですが、
フラワーデザイナーコースの課題の作品をご紹介しました。
季節のイベントも対応しています~という姿勢が大事
ただ、大きく売り上げに貢献しないとわかっていても
ある程度は、季節のイベントととらえて、取り組まなくては
季節感が無い店とか夢の無い品揃えだとかお客さんに対して
あの店は、年中同じで変化のない、季節感が無いとか
魅力の無いお店と評価され、
チョット覗いてみようかな~のお店で無くなります。
もう一つ開業を目指す人たちから質問で
クリスマスリースは売れるのですか?
はっきり言いまして ターミナルなど人出が多いところの
花屋を除き、市街地の花屋さんでは
売り上げを左右するほどの販売数は望めません。
なぜって、
それはネット販売サイトで検索すると数えきれない程の
沢山の商品が瞬時に見られて、値段も比較されるので、
店内に5~6コほどお愛想で飾っているだけでは、魅力に欠けて・・・
もしもクリスマスリースを売りたいのであれば、
店舗や施設などが求めるラージサイズなどで特色を打ち出し
同時にネットサイトでも展開するくらいでないと商売になりません。
クリスマス商戦はお愛想程度か、ほどほどに
花屋開業講座担当の私が現役のころクリスマス向けに
アレンジなどをたくさん並べクリスマス商戦にチャレンジしたこと事も
ありましたが、ほとんど反応が無く商品ロスになり
しかも
大事な迎春商戦の準備に後れをきたし
その年の迎春商戦の結果が前年対比を超すことが出来ない結果に。
苦々しい経験のもとで、塾生さんには
クリスマス商戦はお愛想程度か、ほどほどにとせつ講義しています。
さて、 花屋さんでは24日か25日にはクリスマスバージョンの
お店の展示や雰囲気つくりを 一気に正月バージョンに
切り替えなければなりません。
年末に向け売れ残り 年末に関係ない所品を見えないところに
避難したり始末したりして、26日か 遅くても27日午前中には
迎春商戦の準備が完了しましたので、
お正月の花揃いました~
今ならゆっくり花選びをして頂けま~す
と 言えるようにしてください。
今日は花屋の20日頃について、塾長の実体験を基に
書かせていただきました。
あまり寒すぎても来店数が減りますし、
暖かすぎると花の購入数にやや響きます。
もう少しだけ寒波を緩めてほしいと願いつつ・・・
本日も最後まで お付き合い頂き感謝です。
有難う御座いました。またお越し願います。